低体温 [医学・医療]
冬になると多い低体温症。
体温が脇では測れず、肛門に体温計を挟んだりして測定する。
#もちろん、専用の体温計ですよ。
肛門で測る体温(深部体温)が34℃を下回ると循環や呼吸の機能が破綻し出す。
更に28℃を下回ると、昏睡状態になり、命に関わる不整脈を誘発する。
単に寒いところにいたからなるとは限らず、
アルコール多飲や代謝性疾患、敗血症などの病気でもなり得る。
原因の検策と治療が重要で、この状態で搬送されてきたら「死にかけてる!」と思って救急医としてはちょっと焦る。
治療をするとすれば、温かい温度の輸液を行い、電気毛布をかけるなどで対応するが、時にはお湯で胃洗浄や膀胱洗浄をしたり、胸やお腹に管を入れてお湯を灌流させたり、人工心肺装置を使って血液を温めて戻すなどの荒療治を行う。
時には脳保護機能を求めて低体温状態にすることもあるが、
血液の異常を来したり、感染症にかかりやすくなったりと体の状態が不安定になる低体温は、極力診たくないものだ。
体温が脇では測れず、肛門に体温計を挟んだりして測定する。
#もちろん、専用の体温計ですよ。
肛門で測る体温(深部体温)が34℃を下回ると循環や呼吸の機能が破綻し出す。
更に28℃を下回ると、昏睡状態になり、命に関わる不整脈を誘発する。
単に寒いところにいたからなるとは限らず、
アルコール多飲や代謝性疾患、敗血症などの病気でもなり得る。
原因の検策と治療が重要で、この状態で搬送されてきたら「死にかけてる!」と思って救急医としてはちょっと焦る。
治療をするとすれば、温かい温度の輸液を行い、電気毛布をかけるなどで対応するが、時にはお湯で胃洗浄や膀胱洗浄をしたり、胸やお腹に管を入れてお湯を灌流させたり、人工心肺装置を使って血液を温めて戻すなどの荒療治を行う。
時には脳保護機能を求めて低体温状態にすることもあるが、
血液の異常を来したり、感染症にかかりやすくなったりと体の状態が不安定になる低体温は、極力診たくないものだ。
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